本日は、終業式が行われました。式に先立って、伝達表彰がありました。
はじめに、校長先生が、本校のスクール・ポリシーを踏まえて式辞を述べられました。
【概要】
〇一年前の自分と比べて、スクール・ポリシーに示された「五つの力」がどれくらい伸びたか考えてみよう。
・コミュニケーション能力 ・自ら行動する力 ・相手を思いやり、受け入れる力
・地域の担い手となる力 ・自分を高めるために粘り強く取り組む力
〇「五つの力」は、その力の大切さを理解し、自ら身に付けようとしてはじめて身に付くものである。
〇それぞれの力がなぜ大切で、どのような面で必要になるのかをよく考えてみてほしい。
〇4月からは、コロナ対応も含め、様々な面で大きな変更が予想される。
〇今後、そのときの状況に応じて、一人一人が正しく判断し、行動することが更に大切になってくる。
〇「何のために」「何をするべきか」を考え、自信を持って新年度のスタートをきれるように春休みを過ごしてほしい。
続いて、各課からお話がありました。
【教務課】
〇年度末は、各学年とも欠席が少なく、よい締めくくりができている。
〇春休み明けのテストを見据えて、計画的に学習に取り組もう。
〇学習に身が入るように、進路目標を明確に設定しよう。
【進路課】
〇春休み中も、常に生活のリズムを整えよう。
〇課題に丁寧に取り組んで、学力を着実に向上させよう。
〇進路を決める時期はすぐにやってくる。今から真剣に考えよう。
【生徒課】
〇本日は合格発表日。自分が土居高校に合格したときの気持ちを思い出してみよう。
〇入学直後の自分と比べて、今現在の自分の立ち位置はどうかを考えてみてほしい。
〇ゴールまで残された時間は少ない。どの学年も大事な時間を過ごしているという意識を持とう。
式の後は、各クラスで最後のホームルーム活動が行われました。どのクラスも、明るく温かな雰囲気の中で、共に一年を過ごした仲間への感謝の言葉と、来年度の自分の決意が語られていました。
春の陽光の下、中庭のコブシの花が美しく咲いています。コブシの花言葉は、「友愛」です。
各ホームルームの優しく穏やかな雰囲気からは、校長先生が式辞で示された「相手を思いやり、受け入れる力」が、着実に育まれていることが感じられました。
来年度も、土居高校での学びを通じて、「五つの力」を合わせた「人間力」をみんなで高め合っていきましょう。