第3回人権・同和教育ホームルーム活動

2022年12月13日 14時08分

第3回の人権・同和教育ホームルーム活動が行われました。

1年生では、様々な人権問題について考えました。A組では「言葉の使い方を考える」という主題で活動し、「リフレーミング」を体験しました。同じ意味の言葉でも、言い方によって相手の感じ方が変わってくることを実感していました。今日の学びを、今後の学校生活の中に取り入れて、みんなが気持ちよく過ごせるようなクラスにしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

B組では「子供の人権について考える」という主題で活動しました。世界では、約10人に1人が児童労働に従事していることを知り驚くと同時に、自分たちにできることはないかと考えていました。その中で、フェアトレード(商品発展途上国でつくられた製品を適正な価格で取引し、貧困地域の労働者の生活向上を目指す取り組み)について学び、今後はフェアトレード商品を購入することで、少しでも役に立てるのではないかと話し合っていました。

 

 

 

 

 

 

2年生では、「水平社創立の精神」という主題で活動しました。水平社創立の歴史的背景や西光万吉の生き方を学ぶことで、水平社宣言に込められた思いに共感することができていました。生徒からは、「西光万吉の功績は非常に大きく、社会を変えるきっかけを与えた人物だと感じた。しかし今でも差別に関するニュースを聞くことがあり、差別はまだなくなっていないとも感じた。」という現実をまっすぐに見つめる意見が出ました。また、「西光万吉は勇気をもって行動していた。私も自ら声を上げ、自分の意見を伝えられるような人になりたい。」という力強い言葉も聞くこともできました。

 

 

 

 

 

 

3年生では「幸福な結婚のために~差別の現実から学ぶ~」という主題で活動しました。今回は異人種間結婚について取り上げました。自由に結婚する権利は生まれながらにして得られるものであるのに、それが認められない現実にぶつかったとき、どう行動するべきなのかと真剣に考えていました。「勇気を出して行動を起こすことで仲間が集まり自由を勝ち取れるはずなので、自分から意見を出して行動しようと思う。」という意見に、明るい展望を持って、差別と闘おうとする気持ちが表れていました。

 

 
 
 


 

 今日の学びについて、ぜひ家庭でも話し合ってみてください。

正しい知識を共有し、思いをつなげて、誰もが笑顔になれる社会になるように、一人一人が行動していきましょう。