6月の紙のまちづくりコース(3年)の様子
2024年6月9日 10時20分紙のまちづくりコースの3年生は、紙産業にとって重要な要素の1つである水をどのように確保しているのかを学ぶために、6月7日(金)5・6限に用水施設を見学しました。
まず、新宮配水管理事務所で銅山川にある3つのダムと水系についてご説明いただき、その後で企業への配水を管理している管理室を見学しました。
次に新池調整池を見学しました。ここは新宮ダムから取ってきた水を溜めておく場所で、夜間など24時間配水できるようにしているようです。
次に高圧鉄管路および銅山川第一発電所を見学しました。柳瀬ダムから取ってきた水を運び、発電しているところです。高圧鉄管路を間近に見た生徒はとてもはしゃいでいました。また、発電所では実際に稼働している発電機を近くで見ることができました。水の力を直に感じました。
最後に工業用水調整池を見学しました。先程の発電所から赤井川経由で流れてきた水です。この池も24時間配水できるように溜めている場所です。
生徒は『どれくらいの年数で鉄管路を完成させましたか?』や『地震が起こった時はどうなりますか?』など、とても鋭い質問をしており、深い学びができていたと思います。用水事業は紙産業にとっては縁の下の力持ちみたいな存在であることを、生徒たちは学べたでしょう!!