アグリ日記⑧ 2.3年で力を合わせて!土居農場で田植え機操作実習★
2024年6月7日 09時08分皆さんこんにちは、アグリコース農場長のKです(^^)/
今週は3年生、2年生が協力して土居農場にある田んぼにて、乗用田植え機を活用した田植え実習を実施しました。
実習で使うこの田植え機は大洲農業高校から大切に譲り受けたものです。ちなみに名前は土居高校来校を記念して『エリザベス』と命名しています(笑)
まず、午前中に3年生が田植え機を操作して植えました。
センターポールにマーカーで印をつけた土の線跡を追って操作するのですが、これがなかなか難しい!3年生は南農場で予習できてますから期待して実習開始!
慎重に、美しく、まっすぐに!流石3年生です!
写真撮影&視察に来てくださった教頭先生も田植え機操作にチャレンジ!生徒も応援し、大いに盛り上がりました!!!
続いて午後から2年生。あらかじめ陸で走行練習はしていますが本日が初実践日です!
前回の反省を生かして一生懸命操作!予想以上(笑)にキレイに植えれました、素晴らしい!!!
次の日、2年生が機械では植えることのできない角や隅を手植えしていきました。この作業は『補植』といいます。欠損株の場所に植えることで、収量を確実に確保するための大切な作業です。
裸足で田んぼに入ることがほぼ初めての生徒たちがほとんどでしたので、悲鳴やら奇声やら、とにかく大盛り上がり!1時間半かけて補植の完了です、お疲れさま!
稲の株2~3株でお茶碗1杯分のお米が確保できます。実習前にこのことについて学ばせ、1人40杯分以上目指して植えていこう!と目標を立てて実習しました。終了してからどれくらい補植できた?と聞くと、皆40~60杯分を補植できた様子です、Good Job!。
2年生も3年生も本当にお疲れさまでした。
順調にいけば秋には収穫となりますが、稲作実習のみならず、私はこのことわざのイメージを大切にし、実習助手の先生方と共に指導に当たっています。
『実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな』
「経験を重ねた人格の高い人ほど、相手や物事に対して態度が謙虚である」という意味だそうです。
これから10月まで、季節的に厳しい時期になり、実習も日ごと過酷になってきます。
私の経験上、しんどい経験を積んだ生徒は人に優しく、目配り、気配りのできる若者に成長する生徒がたくさんいます。
様々な知識や経験、技術をつけながらも、
決しておごることなく、常に謙虚な姿勢で取り組み、
周りを助け、地道に成長を目指す人間になれる。
そんな生徒が輩出される学び舎が土居高校でありたい、そう思っています。
今週は大変な実習ばかりだったけど、アグリ2.3年生、本当によく頑張りました!
今年も、安心・安全・おいしいお米目指して10月の稲刈りまでしっかり管理していこうぜ!
今後もアグリ生徒たちの応援、よろしくお願いいたします!
それではまた次回! 感謝!!!