土居保育園児を招いて、土居高校アグリカルチャーコース3年生とカルチャーコース3年生が南農場でみかんの収穫をしました。
この交流体験学習は食農教育、異世代交流によるコミュニケーション能力の向上を図ることを目的としています。
7月には、まだ小さかったみかんが、9月には大きくなり、10月には色付きだし、しっかり世話をした分、いっぱい実っていました。
7月9月10月
挨拶の後、担当の先生から、はさみの持ち方、みかんを傷つけないように2度摘みをすること、みかんを持つ手には軍手をすること等、園児に説明しました。
収穫前の木
収穫は、園児1名に高校生2名がついて行いました。園児たちは、張り切って摘み取っていました。生徒たちは、園児が怪我をすることのないように注意を払っていました。
みかんの木には蛹になろうとしているナミアゲハの幼虫もいました。葉を食べることもないので、そっとしておきました。
どこだ? 収穫後の木
収穫の後は、楽しみにしていた試食です。園児も生徒も、おいしい(すっぱい)みかんを何個も食べていました。
10月21日(月)、家庭クラブの第2回料理講習会が行われました。
今回は本校のアグリカルチャーコースの生徒が作ったさつまいもを使って
「さつまいもタルト」を作りました。
タルト型に、さつまいものフィリングを詰め、その上から
角切りにしたさつまいもとキャラメルソースを絡めたものを
のせて焼き上げました。
最後に、黒ゴマを振りかけて完成です!!
ドリンクは、キャラメルティーラテ・アップルティーソーダを
作りました。タルトとよく合っていて、おいしかったです!
家庭クラブでは、これからも講習会をたくさん予定しています。
皆さんの参加をお待ちしています!!!
こんにちは、アグリコース農場長のKです。
本日、森林体験学習②と題し、見学学習を実施しました。
まず、丸住製紙を訪ね、紙の製造工程について見学させていただきました。
説明を受けた後、チップヤードに移動しました。チップ原料は95パーセントが輸入されており、ロシア、オーストラリア、ニュージーランドなど、様々な国から船で運ばれてこられるということでした。
針葉樹・広葉樹の用途の違い、匂いや手触り、堅さなど、チップ1つとっても様々な種類があることに生徒たちは驚いた様子でした。
最後に、実際に紙が製造されている現場を見学させていただきました。どろどろに溶けたパルプが、熱と圧縮であっという間に紙の姿になり、ロール状に巻かれていく光景に、生徒たちは圧倒された様子でした。
生徒たちは、
「紙が様々な加工を施され、生活を豊かにしてくれていることを知れてよかった!」
「木と紙の繋がりとてもよく分かった。山も大切にしなくては!」
と言っていました。
次に、堤製材所を訪ね、製材と、パレット製作現場を見学させていただきました。
まず、板材になる製材工程を見学させていただきました。丸太が移動製材機に乗り、レーザーで寸法を測られ、一定の厚みで製材される様子に生徒たちは圧倒されていました。
その木を様々な規格に製材し、紙製品を運ぶパレットにします。また、端材はチップ化され、紙の原料として活かされ、捨てるところ無く有効に利用されているということが分かりました。
組み立てに使うタッカーの体験もさせてくださったのですが、少々音が大きいため、恐る恐る釘打ちを体験していました。何でも経験が大切!
今回は林業を主体に地元の製紙現場を見学させていただきましたが、可能な限り無駄をなくし、環境に配慮した仕事をされていたことが印象に残りました。2つの事業所の方々の協力あっての学習でした。本当にありがとうございました(^_^)v
10月17日、紙のまちづくり部の生徒が、日本一の紙のまちである四国中央市のくらしと産業を支える銅山川の3つのダムのうちの1つ、富郷ダムを見学しました。
まず、①富郷ダムの役割、②富郷ダムでの仕事、③富郷ダムができるまでについて説明を聴き、その後、ダムの見学をしました。ダムの高さは106mで、ダムにたまる水の量は5200万㎥です。エレベータでダムの下まで移動すると、肌寒く感じました。地上では20℃ありましたが、ここの気温は何と11℃。下からダムを見上げると、RCD工法や拡張レヤー工法等の合理化施工法を導入して作られたダムであることを実感しました。初めて知ることばかりで興味の尽きない見学となりました。今後の活動に活かしていきたいと思います。