アグリ日記⑥ 家庭菜園をもっと身近に!「ジャガイモ袋栽培実習」
2024年5月20日 14時42分みなさんこんにちは、アグリコース農場長のKです(^_^)v
本日は家庭菜園学習シリーズ!ジャガイモの袋栽培です。
4月初旬に植えたジャガイモが大きくなり、増し土と追肥をしました。
ジャガイモというものは茎から伸びてくる【ストロン】という組織が伸び、その先にジャガイモができます。
増し土をすることで、露地栽培と同じ、『土寄せ』と同じ効果が期待でき、収量、大きさアップにつながります。
生徒たちも、大きくなったジャガイモの姿を見てうれしそうでした。
さて、袋栽培で使われている土はと申しますと、本校で2年かけて作った培養土です。
校内で出る落ち葉や残渣、チッパーで粉砕した剪定枝や草などを、発酵・熟成させ、たい肥化する活動を行っていて、これまで土壌改良を目的に畑に投入したり、一年草のプランタ栽培にも活用してきました。
今回の袋栽培は、気軽に家庭菜園に取り組んでもらうテクニックを身に着けるべく、始まったプロジェクトになり、今年で3年目になります。
実習で出た使用済みの肥料袋に培養土を入れ、
元肥として鶏糞と化成肥料を混ぜ込み、芽出ししたジャガイモを植え付け、
約90~100日をかけて栽培します。
途中経過としては上々の生長ぶりで、病気も出ておらず、スクスク育っています。
不用品を有効活用した園芸活動ですから、SDGsの学びにも繋がります。
持続可能な栽培手段でおイモさんも収穫できる、まさに一石二鳥ですね!
活動を広く知っていただくために、玄関前のスロープ前で展示しております、
趣旨をご理解いただき、ご来校の際にはぜひご覧くださいね!
土居高校アグリコースののモットーは、
『農業をもっと身近に、もっと楽しく!自分も周りもたくさんの笑顔をクリエイト!』
6月末には収穫の予定 ♡ どれくらい収穫できるか楽しみやねー!
それではまた次回! 感謝!!!