どろんこになりながら互いに『農』を学ぶ! アグリ日記③

2019年5月24日 18時17分

こんにちは、アグリコース農場長のKです(^_^)v

 

今日も雲一つ無い良い天気に恵まれました!というより暑い!(笑)

 

私たちアグリコースとスポーツ&カルチャーコースの生徒は、南農場で、小林保育園の園児さん21名、小富士小学校の生徒さん15名をお迎えし、ずっと楽しみにしていた、交流学習第2弾、『田植え交流会』を実施しました!

 

まずはアグリコース代表のA君が挨拶をし、植え方のレクチャーを受けてさっそく作業開始!

 

 「ひゃー!つちがぬるっとするー!きもちいいー(*^_^*)」

「えんぴつみたいに苗を持って、優しく植えてね-!」

「上手に植えれたねー!はい、次の苗を植えようねー!」

等、ぬかるんだ田んぼで、児童の皆さんが、安全に楽しく植えることができるよう、土居高生が配慮しながら、楽しく植えることができました。

 

 

園児たちはどろんこになりながら満面の笑みを浮かべ、楽しそうに土居高のお兄さんやお姉さんたちと協力して、たくさん植えることができました!

お別れを惜しんでお姉ちゃんたちとハイタッチ!また秋に稲刈りを一緒にしようねー!

 

今年からお米の品種を更新しました。新しい品種の名前は『にこまる』です。

 

『ひのひかり』をしのぐ新しい、暑さに強い品種として九州で開発されました。粒が大きく揃っていて、倒れにくいので管理がしやすいのが特徴です。やまじ風が発生する土居地区にはうってつけの品種といえるでしょう。愛媛県の推奨品種にも指定され、もっちりとして食味も良く、期待の品種です(^_^)v

 

今後は秋に開催される「稲刈り交流会」にむけて、アグリコースと園芸部で責任持って管理していきます。

  

生徒たちのコメントは次の通り。

◎「はじめはお互いにぎこちなかったけど、一緒に植えていくうちに心をひらいてたのしくできた。秋の稲刈りが楽しみでしょうがない!!!」

◎「園児の皆かわいかった!一緒に植えた園児がめっちゃ楽しかったって言ってくれたのが嬉しかった(^_^)v」

◎「私は将来、保育士になりたいと思っていて、今回の交流会でますます保育士になりたいという思いが強くなりました!」

◎「とても体力を使う大変な作業でしたが、達成感が大きく、園児と楽しく活動できて良かったです。昔の人は大変な苦労をしてお米を作っていたことがよくわかりました!」

 

慣れない手植え作業の交流学習でしたが、個々にいろいろな思いを抱き、学びの多い交流会であったと思います。新しいことをするときには緊張と模索の連続だったと思いますが、たくさんの経験と知識、そしてコミュニケーション能力を向上させることができたと思います。

 

私の好きなタレント「所ジョージ」さんの名言です。

 

『完成度は低くていいから完成させてみな』

 

どんなにぶかっこうな状態でも、最後まで仕上げるということを繰り返すことで、『やりきる』という習慣がつきます。それと同時に質を上げる努力を覚えていきます。達成感を感じながら、一歩一歩、大人の階段を上がり、地域に根ざした、優しい若者に成長してほしいですね。

 

今日もいろいろな方々からサポートいただきながら、生徒たちを育てていただいたこと、感謝致します。

 

地域の皆さん、今後とも土居高生の応援、よろしくお願い致します(^_^)v