「ありがとう」を“粋”に感じ、育つ心 アグリ日記①
2020年10月30日 15時28分どうも、皆さんこんにちは、お久しぶりです!
アグリコース農場長のKです(^_^)v
約半年ぶりの投稿です!いやぁー、コロナ対応に学校全体で、毎日全力で対峙した半年間、本当に長かった!!!まだまだ気は抜けませんが、やっと交流会ができるまでになりました( ^o^)ノ
さてさっそくですが、秋!と言えば収穫の秋(^_^)/
本日、土居保育園の皆さんをお招きし、みかん狩り交流会を開きました。
はじめのほうは、お互いにぎこちなく、ふわふわした感じでしたが、園児のみなさんと一緒に楽しいお話をしながらみかんを収穫したりしながら、じきにお互い打ち解け、終始笑顔の交流会となりました。
最後はお待ちかねの試食会!参加した子どもたちは、おいしそうにみかんをパクパク!秋の味を心から楽しんでくれているようでした。笑顔でいっぱいの南農場は、暖かい陽気に押され、穏やかな雰囲気に包まれました(o^∀^o)
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、ありがとう、またねー!」精一杯手を振る園児を見送りながら、生徒たちは私にこう言ってくれました。
「いろいろあったけど、交流会できてよかった!」「俺たちが育てたみかんをおいしいって言うてくれた!」「ホント、すごい楽しかったー!」コロナで学校に来れない、実習ができない、様々な困難を経験してきた中の彼らの感想は大変重く、そして充実感に満ちた表情でした。
その日の夕方、突然保育園の先生が来校され、私たちにプレゼントを持ってきてくださいました。それは、今日みかん狩りをありがとうの気持ちを込めた寄せ書きでした。職員みんなまじまじと見ながら、生徒の取り組みでいただいた、心のこもったメッセージを喜びました。
次の日、実習のまえに、寄せ書きを披露しました。見たとたんみんな「うぉー!すごい!」「絵がかわいいねー」といいながら、嬉しそうにじっと見つめていました。
こちらこそ、私たちの生徒を大事に接し、心を育ててくださりありがとうございました。
相手の心を想い、粋に感じて行動をする。人としてとても大切なことです。
本校アグリカルチャーコースは『農業を学ぶ』のも大切ではありますが、『農業で“心を育てる”』ことを主な目的としています。
生徒は学校だけで成長するわけではありません。たくさんの方々から刺激をもらい、様々な価値観に触れ、感じ、コミュニケーション能力を向上させながら大人になっていくのです。
皆さんの“粋な心”を力の源に、土居高で学んだ経験を活かし、将来、生徒たちが家庭を持ち、自分の子どもと一緒に家庭菜園を楽しむ。そんな素敵な時間を持てる親になってほしい、私たちはそう願っています。
うん!やっぱり、交流会はいいなぁ!
これからも、たくさんの人と笑顔と心意気をシェアしよう(^_^)
農業はホント、楽しいね~(o^∀^o)