人権・同和教育ホームルーム活動(1,2年生)

2022年2月21日 09時21分

今年度最後の人権・同和教育ホームルーム活動が行われました。公開予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため校内の研修に変更して行われました。

1年生では、様々な人権問題の3回目として「外国人の人権と共生社会」について考えました。一番身近な存在であるALTの先生へのインタビューを通して、外国人にとって困ることや不便なことはどんなことか話し合いました。また、四国遍路での事例についても学習し、共に生きる社会を目指して自分たちに何ができるかということを熱心に考えていました。

 

 

 

2年生では、「平等な社会を目指して~郷土の先人に学ぶ~」という主題で、「学び」の大切さについて考えました。人権委員が事前に暁雨館に現地研修に行き、地元の先人である安藤正楽について学んだことをクラスの仲間に伝えました。生徒たちは、安藤正楽の生き方から、差別解消や不当なものを改善していくためには「学び続ける」ことが必要であることを感じ取り、「学び」に対する自分の姿勢を振り返っていました。

 

今年度の人権・同和教育ホームルーム活動は最後でしたが、どんな課題も他人事ではなく自分たちの問題であること、そして自分が「差別をなくす人」としてできることはないかと考えることができました。この学びを来年度につなげ、さらに深めていってほしいと思います。