土居高校情報科学部『ディスカバー農山漁村の宝』ing ~ユネスコ世界遺産登録への挑戦~
2021年8月2日 09時17分令和3年8月1日(日)「第6回全国高校生SBP交流フェアオーラルセッション」(未来の大人応援プロジェクト主催、文部科学省地域ビジネス創出事業)Bグループに中国四国地区から唯一、県立土居高校情報科学部(4人)が2年連続出場しました。
当日は、昨年の『第7回ディスカバ農山漁村の宝』選定授与の貢献者であり、今年の『ユネスコ世界遺産登録への挑戦プロジェクト』を提案してくださった地域協力者(前情報科学部長)の連携協力を受けて発表しました。結果&講評については、8月8日(日)オンライン(Teams)で発表されます。
■プロジェクト名 ディスカバー農山漁村の宝』ing ~ユネスコ世界遺産登録への挑戦~
■発表内容
これまでに授業(ビジネスコース、商業科目)で学んだ学習をもとに、教室を離れ世の中に通じる実験やビジネスモデルの開発を行ってきました。愛媛県立でありながら、地域資源といえる盆栽の魅力を再開発し、在日外国人を対象に高校生らが企画主導してツアーを組んで、地元と日本の盆栽文化を世界へ発信しました。
その成果は、平成30年8月、四国初の「観光甲子園」でグランプリを獲得、令和元年10月は日本初の「高校生発広域連携インバウンド盆栽ツアー」の商品化を実現しました。令和2年7月は、コロナ禍のなか、全国初のインターネットで観光名所を巡る四国版「オンライン体験フェス」に挑戦、盆栽の魅力を伝えて双方向の学びを提供しました。令和3年3月、学校教育と地域経営組織を融合した「地域創生ネットワークシステム」を構築する構想を発表し、普通科高校(商業)としては全国初となる『ディスカバー農山漁村の宝』の選定授与を受けました。少人数ながら高い志を持って試行錯誤してきた活動が評価され、身に余る光栄であると同時に、身の引き締まる思いです。これらの結果は、地元をはじめ県内外、世界各国からの協力連携のお陰です。心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
今後の方向性として、恵まれた地域資源と世界的な盆栽ブームを生かし、むらの宝選定の次は、四国初「ユネスコ世界遺産登録」に挑戦するプロジェクトを考えました。世界規模での地球環境問題にも真摯に向き合っていきたいと思っています。「千里の道も一歩から」まず、第1歩を踏み出したいと思っています。御協力を宜しくお願いいたします。