土居高校情報科学部 四国中央市海浜漂着プラスチックの調査・清掃活動 

2022年6月7日 10時25分

 土居高校情報科学部は、令和4年6月4日(土)と6日(月)の2日間、新型コロナウイルス感染対策と熱中症対策を十分行った上で、地元の海岸にて漂着プラスチックの清掃活動をしました。

 これは、高校生と教師らが核となって、「盆栽文化と盆栽景観等」のユネスコ世界遺産登録を目指すプロジェクト」(内閣官房と農林水産省、経済産業省中小企業庁より選定授与)の一環として実施しました。なお、現在は、環境省と日本財団の「春の海ごみゼロウイーク」にもなっているそうです。

 この構想を実現するために、私たちはまず、環境保全についての基礎知識を身に付けることが大切だと思いました。そこで、世界規模で進行する深刻な環境問題として「海を漂うプラスチックゴミ」の調査と清掃作業に取り組むことにしました。今回は、「地元の海岸にも大量のプラスチックゴミが漂着しているのか?」「プラスチックゴミが細粒化し海浜砂にまみれているのか?」という疑問の解決を目指します。

 事前学習として、映画「マイクロプラスチックストーリー~ぼくらが作る2050年~」(しがローカルSDGs研究会)を視聴しました。細粒化したプラスチックは、海に戻って浮遊し、魚が飲み込みます。その魚を人間が食べて、体内に蓄積するなど、生態系や体内に大きな影響があることを学びました。

 今後は、収集した5袋の漂着ゴミの分類調査を行う予定です。

 

日時   2022年(令和4年)6月4日(土)、6月6日(月) 1時間半程度

場所   愛媛県四国中央市土居町の蕪崎海岸

参加者  土居高校情報科学部 5名