第2回人権・同和教育ホームルーム活動

2022年10月3日 09時14分

第2回人権・同和教育ホームルーム活動が行われました。

 

1年生は、様々な人権問題を考えようという主題のもと、各クラスでテーマを選び、人権について考えました。

A組では、「普通とは何か?」というテーマで、ロイロノートを使用してアンケートを行い、その結果をもとに自他の違いについて話し合いました。人権委員からは、人との違いを知り、互いに認め合って過ごしていきたいという意見が出ていました。

B組では、ハンセン病の歴史について学習しました。差別があったことを知り、差別をなくすために自分たちができる行動を考えることが重要であるという意見や、「知る」ことで同じ過ちが繰り替えされることを防ぐことができるので、しっかりと目を向けていきたいという意見が出ていました。

 

 
 
 
 
 
 

 
2年生は、「渋染一揆」の学習を通して、被差別部落の人々が差別の不合理と闘ってきたことに共感するとともに、その生き方を私たちが受け継いでいかなくてはならないことを確認しました。中学校でも学んだ内容なので、振り返ったり確認したりしながら学習を進めていました。差別を無くしていくためには、「教育の場が必要である」ことや、「自分が学んだことを周りの人たちに話していくことが大切である」という意見が出ていました。

 

 3年生では、「幸福な結婚」についてクラス全体で熱心に考える姿が見られました。結婚問題が解決された事例について学び明るい展望を持つ中で、依然として残されている結婚差別の現実を知り、自分の思いを伝えあっていました。人権委員からは、友達や家族と結婚差別について話し合う機会を持ちたいという意見や、周りの人の心配や助言は大切にしながらも、その中にある「偏見」に気付き正しく行動することが大切だという意見が出ていました。

 

 
第2回の人権・同和教育ホームルーム活動では、自分の考えを伝え、友達の考えを知るという意欲的に学ぶ姿が見られました。この学びを、さらに自分の周りの人に伝え、話し合い、より一層深めていきましょう。