アグリ日記⑭ 森林林業木材産業体験教室(実技体験編)
2024年9月25日 17時50分皆さんこんにちは。アグリコース農場長のKです(^_-)-☆
今週、アグリカルチャーコース2年生16名は
「紙のまち魅力化プロジェクト」事業の一環で、
立木伐採作業現場で高性能林業機械の操作体験をさせていただきました。
快晴で絶好の実習条件となり、まずは森林組合の方から説明を受けて早速実習です。
1つはグラップルソー操作実習です。パワーショベルのアーム先端に付いているこのアタッチメントは『グラップルソー』と言います。丸太をグラップルでつかんだまま、付属のチェンソーで切ります。そのまま長さを均一に玉切り作業をしながら枝払いもできるという優れものです!
つぎに、スイングヤーダの操作実習です。
林道がない谷間の山で、木材を搬出する際、
パワーショベルのブームまたは機体上に複数のウィンチを取り付けて、
伐採木材の引き寄せ作業や移動、集積に使う機械です。
実習中は『すごいなー、こんなアタッチメントがあるなんて知らんかった!』
『つかむのが難しいけど面白い』
『木材の移動方法が工夫されていることがわかった』と言いながら感動していました!
最後に、伐採した木材を『チェンソー』で玉切りしていく体験をさせていただきました。
音と振動でおっかなびっくりでしたが、次第に慣れてきて、
上手にカットすることができるようになりました。
これは、ヒノキと言う品種でしたのでとてもいい香りがしました。切ったヒノキはお土産としていただきました。
今回の林業体験学習では、
• 林業についての仕事の大変さや内容など、普段の授業で学べない知識を学ぶことができた。
• 初めてチェーンソーを使ったので緊張したけど、うまくできたのでまた使ってみたい。
• 進路の参考になるとてもいい体験だった。
という、感想がありました。
林業体験学習にて、農業と林業(山の自然環境)は密接な関係にあるんだという学びをさせていただきました。
生徒たちは森林や林業に関する興味、関心も沸いてきた様子。
今後も継続して、環境保全をしながらの農業学習を続けていきたいと思います。
第2回(見学学習)は10月、木材活用現場を見学させたいただく予定で、とても楽しみです( *´艸`)
それではまた次回(*^^)v感謝!!!