5月の愛媛大学出前講座(1年生)
2024年6月4日 16時33分紙のまち魅力化プロジェクトの一環として、愛媛大学の深堀秀史先生から実験を交えながら『紙製品の機能と拡がり』について講義をしていただきました。
①紙の機能(3つの“W”)についてのお話です。
書く(Write)、包む(Wrap)、拭く(Wipe)。
②トイレットペーパーとティッシュペーパー、水に浸して性質の違いを見ます。
ティッシュペーパーは繊維をつなぐ加工がされていて水に強いのですね。
③紙に水を落とすと、あら不思議、吸い込まずにはじきます。
④領収証などの複写の仕組みについて。
⑤液体Aを液体Bに投入すると、混ざり合わずにイクラ状の物体に。不思議です。
似た例としては、プルンと固まる即席デザートの〇ルー〇ェで使われている技術とのこと。
現在の紙の機能は6つの“W”で表されるそうです。
3つの“W”に加えて、着る(Wear)、働く(Work)、感性(Wit)。
紙にいろいろな種類や機能があることを知り、紙の可能性について興味を持つことができた出前講座でした。