アグリ日記⑦先人の知恵や技術を継いだ除草作業体験!
2025年7月11日 16時22分皆さんこんにちは、アグリコース農場長のKです(*^^)v
本日はもち米水田の除草作業を、伝統的な農具を使って実施しました。
この道具名は中耕除草機。通称『田打ち車』といいます。
この爪状の輪を田んぼで転がし、表面に生えたヒエなどの雑草を取り除く道具で、明治時代に作られ、普及していったそうです。除草以外に、『中耕』『ガス抜き』『肥料効率アップ』の効果が期待でき、根を強くし、しっかりとした稲に生長させることが期待できます。
本校に3台あり、これを使って実習をスタート!
生徒たちはぬかるみに足を取られつつ、初めての除草作業を、興味を持って取り組んでいました。
『これはしんどい!』『案外きつかったなぁ』『こんなの昔の人はやってたんかぁ…』『結構楽しい🎵』
汗を流しながら様々な感想を生徒たちは発します。
昔の農家さんは、こういうことをコツコツ取り組むことで、日本の伝統や食文化、命をつなぎ、守ってきました。
これらを理解し、粋に感じることで、食べ物自体や食文化を大切にする若者に育ってくれたら、この実習は意義深いですね!
コメ不足、米価高騰に翻弄されている昨今、お米や食べ物のの大切さ・ありがたさを心に刻んでほしいです。
先人の教えを大切にし、今後も農業をテーマに、心豊かな生徒たちを輩出していけるよう、生徒と共に努力し続けていきます。
地域の皆さん、ぜひ土居高生のファンになって応援してやってくださいね!
それではまた次回、感謝!